両立

妊活とミネラル

日本人にとって圧倒的に不足しているのがミネラルです。
ミネラルは地球上に114種類あると言われています。
その中、私たちの体内にあり、不足してしまうと健康に害を与えてしまうものが必須ミネラルです。
必須ミネラルは全部で13種類あり、皮膚、髪、爪、骨、腎臓や肝臓などの内臓、血液などあらゆる場所で必要とされています。

ミネラルは体の働きを維持・調節する働きがあります。
そのため体には必要不可欠な成分ですが、体内で形成することができないという特徴があります。
毎日の食事で摂取しやすいミネラルは過剰摂取によって体に害を与えてしまうケースもあります。
その反対に摂取しにくいミネラルは食事で意識しながら積極的に摂取するか、サプリメントを活用して効率よくとる必要があります。

特に妊活中の女性にとってはミネラルの摂取はとても重要視されています。
中でも不足しがちで積極的に摂取すべきミネラルは、鉄分、カルシウム、亜鉛です。
鉄分は赤身の肉や魚、レバーに含まれている成分で、7割が血液の中に存在しています。
特に生理で出血が多い女性は不足しがちなミネラルです。
妊娠後胎児に栄養素を送り届ける為に重要な役割をしているため、妊活の頃から摂取しておきましょう。
カルシウムにおいても普段の食生活から一番不足しがちなミネラルです。
イライラを抑え精神的な安定と妊娠後胎児の骨を作り上げる為に必要な成分です。

妊活中に積極的に摂取したいのが亜鉛です。
亜鉛は男性ホルモンや製紙の形成に重要な役割をしています。
亜鉛が減少すると精子の数が減り、精力減少につながってしまいます。
牡蠣やレバー、納豆や鰻と言った亜鉛が豊富に含まれている食品を積極的に摂取しましょう。
そうする事で性欲増強に効果があり、自然と性交渉の回数が増え妊娠率が高まります。

また男性だけでなく女性にとっても妊活にうれしい効果があります。
亜鉛は子宮の粘膜を形成するために必要なミネラルで、子宮の環境を良くする働きがあります。
妊娠しやすい体には必要なミネラルで、毎日の食事や夫婦でサプリメントを飲む習慣をつけてもいいでしょう。